日経平均の予想: <070906>日経平均の今後の見通し

Thursday, September 06, 2007

<070906>日経平均の今後の見通し

9/5日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均は前日比150円ほど安く寄り付き、一時300円ほど安くなる場面も有りましたが、その後上昇に転じ、結局98円高で引けました。出来高は20.0億株と増加しましたが、外人は2130万株の売り越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-345とマイナス幅が拡大しました。
朝方の下落で日経平均が直近のザラ場の安値(8/29の15830)を下回らず推移したことで底堅さを意識した投資家が買い戻しに動いたようです。しかし、TOPIXはマイナスでNT倍率も10.4と乖離が大きくなり、日経平均だけをむりやり上昇させたと云う感じです。
短期的には、明日も上昇しないと、今日の陽線はあまり評価できません。やはり、上値を試すには、外部環境の好転、市場エネルギーの回復を待つしかないようです。米国のハイテク企業の好業績からNASDAQは比較的に確りしていますので早期の高値更新を期待したいものです。
中期的には、一目均衡表では雲のかなり下に在り、総合乖離率もマイナス(-13.4%)幅は深く、200日線との乖離率は(-5.9%)と云う状態です。チャートは昨年11月の安値までも割り込み、中期下降トレンド入りも大いにあり得ることを示唆しています。すなわち、サブプライム問題が日本企業の業績に影響しかねないとの危惧が未だ市場には根強いと解釈できます。
しかし、イールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですので、米国市場が回復すれば、日本市場もバリュー株中心に見直されると思います。それに加え、今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が9.8%下回り、日本市場は売られ過ぎが続いています。
今後も、米国の景気の行方、サブプライム問題が景気後退に繋がる悪材料の出方と日本市場での外人の売買動向に注意しつつ、ここからの方向を見極める必要が有ります。
当面は25日線まで戻りましたので、200日線までさらに上昇するのか、2番底に向け下落するかですが、過去の出来高を見ると16650円から17000円にはかなりの戻り待ちの売りが控えていると考えられますので、通過にはかなりのエネルギーが必要と思われます。出来高がさらに増えないと、とてもムリでしょう。
ここからの売買シナリは、8/29のザラ場安値15830を割れば売り、16600円を抜ければ買いが良いように思います。

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